
3月末に目黒中央体育館で昇段審査を受け、二人が初段となりました。
その会員の方から感想が寄せられました:
体験者の声
<初段>
先日審査を受け、初段を允可いただきました。
コロナや仕事で休みが続いた時もありましたが、何とか初段まで行けたのは覚えが悪い私を根気よくご指導くださった師範、いつも相手をしてくださる諸先輩・同胞の皆様のおかげと思っております。この場を借りて御礼申し上げます。
振り返ってみれば10年弱やっていることになります。途中、コロナ禍や自身の腰痛などもありましたが、楽しく続けられています。
きっかけは自身の健康でした。
夜遅くまでデスクワークで頭ばかり疲れ心身のバランスを崩して不眠が続いたこともあります。ジムなども行きましたがが、特に忙しい時など単純作業のように思えて続きません。 何かを学びながらではないと長くは続かないと考え(逃げ口上ですが)武道が選択肢に上がりました。 しかし、当初の合気道をはじめ武道のイメージは若い頃からやっているようなベテランばかりで、素人には敷居が高い世界でした。隙間や週末時間などで考える者は一喝されるか相手にされないのではとも思っていましたが、意外にも私のイメージとは全然違うものでした。
見学に行ってみると同年齢やご年配の方も多く、仕事をしながら通われている方ばかりで、丁寧にご対応して頂いたこともあって、幸運にも私のイメージは初日に崩壊しました。
仕事が忙しい時や覚えたことを忘れてしまった時などは通うのが億劫に感じた時もありましたが、長く続けたいという想いもあって、先を見過ぎず、高い目標を作らないなど、なるべく自分にプレッシャーをかけないようにしていました。せっかく始めた合気道が義務になってしまうのが嫌でした。
それでも続けているうちに(本当に最近の話ですが)、合気道の武道的な側面の面白さ、その目的のようなものが、自分なりにではありますが、うっすら見えてきた気がしています。
当初はダイナミックに相手を投げ飛ばしたり抑えたりと、テクニックを会得するための動きが目的と思っていましたが、最近は技を構成する手足の動きや呼吸などは重要な要素ですが、あくまで手段や媒体であって、そのものが目的ではない気がして、その奥にあるものを自分なりに理解したいと思うようになってきました。
師範が常々いわれる言葉も、稽古を続け調べるうちに別の広がり・解釈を持つようになったと思います。 何であれ新しい気づきや学びはいつでも気持ちがいいものです。今はこういったことを一つ一つ理解・自ら実践していく。続けていくことから見える未だ知らない世界のことを学ぶ機会や場があることを楽しんでいます。
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合気道は相手と対立しない武道のため、年齢/性別/国籍不問。どなたでも学べます。誰でも初めは未経験。でもご心配には及びません。
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