竹の氣クラブとは
沿革
合気道竹の氣クラブは、平成26年(2014年)2月に公益財団法人合気会(公財合気会へのリンク)の登録合気道道場として設立され、平成30年4月に合気会の公認道場に認定されました。また、東京都合気道連盟に所属しております。
稽古方針
当クラブは多田宏師範(合気道本部道場師範 合気道九段)傘下の道場であり、命の力を高め、命の使い方の法則を学んで日常生活や社会に活かす、現代に活きる武道を目指し、子供から大人まで一緒に心技体を育成する合気道の稽古をしております。
また、多田師範指導稽古や武道関連の伝書・武道哲学の研究を通じて、相手と対立しない力と心の使い方を学び、またヨガに源流がある呼吸法によって丹田を練り、自然に技をいつでも湧出できる心と身体を作る「動く禅」の実践に主眼を置いています。
学び・稽古
相手と対立しない力と心の使い方
合気道竹の氣クラブでは、身体の法則として相手と対立しない力と心の使い方を学びます。
呼吸法によって丹田を練り、連想行を行い、日頃自然に技を湧出できる心と身体を練ることに主眼を置いています。
様々な稽古法
日常の稽古は呼吸法を初めとし、足捌き、受け身等の基本動作を必ず行います。
当会ではこの他、合気の剣の理合に基づき、実際に剣を使っての捌き、打ち方、組太刀などを合気道の技の礎として行っております。
そして最後はまた呼吸法に戻り、静かに禅の境地に入り瞑想します。
伝書輪読会
合気道を学ぶ意義をより深く理解し、日々の稽古の糧とするため、皆で伝書を読んで意見交換する場を設けました。それが「伝書輪読会」です。一般部の稽古会員は任意で参加できます。
遠征稽古
多田 宏先生とご一緒に、通常の稽古以外に合気道本部道場や日本各地、海外で開催される講習会、合宿に参加することもあります。
2016年7月には、イタリアで開催された合気会夏季国際講習会にも参加しました。
竹の氣クラブの特徴
1. 参加しやすい稽古の日時と場所
週末・祝日は日中、平日は夜、週に3日程度稽古しており、どの日も自由に参加出来ます。
稽古時間は1回約1時間です。週末・休日は1日2回の稽古があります。(平日は1回で1時間20分です。)
東京都品川区と目黒区の目黒・戸越・品川・荏原のどの道場にも自由に参加できます。(最寄り駅は、五反田、大崎、武蔵小山、西小山、戸越、戸越公園、戸越銀座、荏原中延です。JR山手線、東急目黒線・大井町線・池上線、都営浅草線の沿線にあります。)
2. 未経験者・初心者の方、体格や年齢・性別によらず、誰でも安心して始められる体系的な稽古
未経験者の方には、ご見学時に丁寧に合気道のご説明をさせて頂いております。初めてご覧頂き、ご興味、ご希望がございましたら体験稽古にご参加することも出来ます。(現在、少年部の体験稽古は休止しております。ご不明なことは何でもお尋ね下さい。)
ご入会後の初心者の方には、必ず有段者がついて、準備体操、呼吸法の仕方、立つこと、座ること、足捌き等、合気道の初歩から一緒に練習します。
慣れて来ましたら、合気道の「受身」を練習します。柔道の「受身」にも近く、何方でもすぐ出来るようになります。
先ずは有段者が手本をお示しし、その後、ご一緒に練習する形で稽古を進めます。
少しづつ慣れ始めましたら、いよいよ合気道の「技」の実践となります。段階をしっかりと積んで参ります。わからない事はその場でお尋ね下さい。
なお、一般部(中学生以上の学生・大人)以外に、少年部や親子一緒に稽古できる親子教室もあります。
3. 「目に見えない」稽古も実践
呼吸法を中心として瞑想などを取り入れた目に見えない心の稽古も毎回実践し、合気道が出来る心と体を育成しております。
さらに合気道を深く理解するために、合気道開祖の語録や武道・禅関連の奥儀を伝える書物を読んで意見交換する「伝書輪読会」も月1回、自由参加で開催しております。
※ 伝書輪読会のみを目的とした当クラブへの入会は受け付けておりません。稽古参加会員のみ参加可能です。
伝書輪読会の例(一部のみ記載)
著者など
本のタイトル
植芝盛平(語録)
植芝吉祥丸(監修)
合気神髄
山岡鉄舟
剣禅話
沢庵宗彭
不動智神妙録
大森曹玄
剣と禅
白隠禅師
伊豆山格堂
夜船閑話
佚斎樗山
天狗芸術論・猫の妙術
指導者
大崎 敏雄(合気道六段位)
合気道本部道場師範 多田 宏 先生が師範をされた慶應義塾大学
體育會合氣道部に入部
卒業後、多田 宏先生の主催する合気道自由が丘道場に入門
平成25年合気道竹の氣クラブを創立(代表者)
慶應義塾大学総合政策学部講師(ウェルネス担当)